これから眼球注射治療をと言われ戸惑っている方必見! 貴重な写真

写真で見て知る 硝子体内注射

 .早期発見、早期治療

パソコンの枠が歪んで見えたのは、3年前の8月27日であった。たまたま予約していた人間ドックの眼科で、一週間後の9月3日には、アイリーアという抗VEGF薬の注射をしていただいた。早期発見早期治療のお蔭で、その後2回の注射を受け安定状態を維持することが出来た。暫く控えていた車の運転も再開し、日常生活に不自由を感じることはなく過ごしてきた。

下の断層写真は、発症直後の治療前のものである。

発症当初の黄斑中心窩断層写

発症当初の黄斑中心窩断層写

 

その翌年2015月に度目の注射をしたが、それ以降ヶ月の間は安定状態が続いていた。下の写真は今年(2017年)16日のもので、特に異常は認められない。

治療後の黄斑中心窩断層写真

治療後の黄斑中心窩断層写真

 

2.薬の選択

ところが、それから3カ月後に定期検診を受けた際、医師から水(写真の黒い部分)が溜まっていると云われ、発症から度目の硝子体内注射をすることになった。

定期検診時、水(写真の黒い部分)が溜まっている

定期検診時、水(写真の黒い部分)が溜まっている

 

注射に先立ち、医師に質問を投げかけた。「一昨年までの注射はいずれもバイエル社のアイリーアであった。このほかに、ノヴァルティス社のルセンティスがあるはずだが、どちらを使うかを決める判断基準を教えて下さい」と。

医師の回答は、特に判断基準はなく自由裁量に任されているということであった。いずれの薬も、患者によって効果が異なるので一定の判断基準はないという。仮に甲という患者にAという薬に効果があれば使い続けるし、効果がなければBに変えるという。要するに基準はなく、試行錯誤で薬の選択が行われるように感じた。

 

3.注射

医師の了解を得て治療の光景を看護師に写真撮影してもらうことにした。

治療室に入った。注射に先立って、麻酔と消毒が看護師によって施された。最初の一滴は目に染みたが、二滴目からは何も感じなくなった。

点眼麻酔

点眼麻酔

麻酔と消毒を終え、注射を待っている光景である。

 

ベッドの上で待つこと20分、医師が手術着を着て現れた。注射の前に、眼に固定枠のようなものがはめられた。

固定枠装着

固定枠装着

次に医師は注射針を刺す位置を確認する。

注射位置確認

注射位置確認

 

注射は一瞬の内に終わる。麻酔をしているので痛みを感じることはない。

 

痛みを感じない注射、一瞬

痛みを感じない注射、一瞬

術後の消毒をして終了する。

術後消毒

術後消毒

そして固定枠を外す。

固定枠除去

固定枠除去

 

治療が終わると眼帯を掛けられた。翌朝までかけておくようにとの注意があった。三日間の目薬が処方された。

 

4.生命保険の給付金

治療を終え会計に行くと、眼帯をしていたので支払は機械でなく窓口でしてくれることになった。44400円である。これまでは「協会けんぽ」に加入していたので、一割負担の1万数千円で済んだ。昨年75歳になり後期高齢者医療保険に加入したため、割ではなく割負担が適用されたのである。

病院の前からタクシーに乗り、大阪梅田にある生命保険会社の窓口に立ち寄った。生命保険の手術特約に加入しているので、給付金の請求手続きをするためである。一昨年までは一回の注射に対して万円の給付金が出た。一割負担だと、お釣がくる勘定である。

しかし、2016年3月以降の手術から制度が変更になり、給付金が支払われなくなったという説明を受けた。治療費がもう少し安くならないものかと思いつつ、電車に乗り込んだ。

06/03/2017

星野 龍一

NPO法人 関西黄斑変性友の会 事務局長

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