華麗なる加齢

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華麗なる加齢

 一昔前「年より」といった言葉は「老人」に変わった。世間の 厄介者の印象を避けるためであろうか。しかし「老」は「老けた、老いた」を連想する。そこで「齢」を用いて、65歳以上を高齢者と呼ぶことが一般化した。時には、シニアが使われることもある。

 お医者さんも高齢者に気を使ってか「老」を含む「老化」という言葉を避け、「加齢のせいですよ」と「齢」を含む言葉で説明することが多いようだ。老化は寿命が近いニュアンスがあり、よくないイメージを与える。加齢は進行途中と解釈する余地がある。

 加齢がつく病名は加齢黄斑変性と加齢性難聴の他にはない。加齢は、英語のエイジングから来た造語だといわれている。アメリカではスタイリッシュ・エイジング(かっこよく生きる)が提唱され、その方法として、「招待を断るな。どんどん人をもてなせ」等を挙げている。 

 我田引水になるが、友の会からイベントの案内が来たら、まずは参加の決心をする。

 年をとっても人との繋がりを絶やさず華麗に生きるのが長生きの秘訣だと思う。社会参加は運動、栄養と共に認知症一歩手前のフレイル予防になる。

 

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