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高齢者を狙う「仕組み債」に注意

高齢者を狙う「仕組み債」に注意

 日本経済新聞は最近、「仕組み債」の記事を掲載し、その危険性について警告している。「高リスク仕組み債重点検査へ 金融庁・監視委」(8月24日)、「仕組み債、投資初心者は販売対象外 日証協がルール強化」(9月5日)などの見出しで問題商品であると伝え、社説でも「問題多い個人向け仕組み債」(2月4日)と注意を呼び掛けている。

 同紙によれば、仕組み債とは国債より利回りが高く、複数の参照銘柄を組み込んだ一種のデリバティブ(金融派生商品)のことである。専門用語が並び内容を正しく理解するのは専門家でも難しいとされている。

 売り手は、大手の銀行、地方銀行、証券会社で、個人投資家との間でトラブルが目立つという。仕組み債は株式や為替が一定以上値下がりすると、償還金額が大幅に減るものが多い。売り手の銀行や証券会社は通常の金融商品では金利、手数料が低いことから利益を得ることができない。そこで、高齢者の退職金や老後資金を狙ってくる。金融機関のドル箱商品とされている。償還時に8割も減り、老後の生活が成り立たない高齢者がおおいため、監督官庁が規制に動きはじめた。

 もし被害にあったら弁護士に相談を・・・

 

華麗なる加齢

華麗なる加齢

 一昔前「年より」といった言葉は「老人」に変わった。世間の 厄介者の印象を避けるためであろうか。しかし「老」は「老けた、老いた」を連想する。そこで「齢」を用いて、65歳以上を高齢者と呼ぶことが一般化した。時には、シニアが使われることもある。

 お医者さんも高齢者に気を使ってか「老」を含む「老化」という言葉を避け、「加齢のせいですよ」と「齢」を含む言葉で説明することが多いようだ。老化は寿命が近いニュアンスがあり、よくないイメージを与える。加齢は進行途中と解釈する余地がある。

 加齢がつく病名は加齢黄斑変性と加齢性難聴の他にはない。加齢は、英語のエイジングから来た造語だといわれている。アメリカではスタイリッシュ・エイジング(かっこよく生きる)が提唱され、その方法として、「招待を断るな。どんどん人をもてなせ」等を挙げている。 

 我田引水になるが、友の会からイベントの案内が来たら、まずは参加の決心をする。

 年をとっても人との繋がりを絶やさず華麗に生きるのが長生きの秘訣だと思う。社会参加は運動、栄養と共に認知症一歩手前のフレイル予防になる。

 

高齢者医療制度

高齢者医療制度

後期高齢者の一部 : 2割負担へ

 高齢者医療制度

 高齢者医療制度は、前期高齢者医療制度と後期高齢者医療制度に分かれます。前期高齢者医療制度は65歳~74歳の人が対象です。被用者保険(健康保険組合)や国民健康保険に加入し、それぞれから交付される保険証を使います。

 後期高齢者医療制度は、75歳以上の人を対象にします。誕生日を迎えた時点で切り替わります。身体障碍者手帳などを取得している人も対象になります。

 10月以降、後期高齢者2割負担

 2022年9月までは、後期高齢者の自己負担割合は1割になっている人のうち、一定以上の所得がある方は、10月以降2割に変更されます。

 対象は課税所得が28万円以上で「年金収入+その他の合計所得金額」が200万円以上の場合、自己負担が2割になります。

 すでに新しい負担割合がきさいされた健康保険証が、各市町村または区域連合から送られています。

 新しい制度で、急に負担が増えすぎないよう、配慮措置が取られます。2025年9月末まで、外来による医療費に対して、負担増加3000円以内に収めます。例えば負担増加額が5000円の場合、2000円が返還されます。

友の会と歩んだ7年

友の会と歩んだ7年

代表世話人 髙田 忍

・異変に気付いたきっかけ

 2014年8月27日、早朝パソコンの電源を入れると、画面の右枠が歪んで見えた。幸運だったのは、二日後の29日に人間ドックの予約を入れていたことだ。眼科診察室の入り口に掲げられた医師の名前のアクリル板も歪んで見えた。若い女性医師に異変を告げると、翌週水曜日に検査をすることになった。

 検査までの間、週末に車を運転した時、車線が歪んで見えたので、即刻運転を中止した。バスに乗ると、窓から見える電柱も歪んで見えた。

 病院名は住友病院(大阪)である。住友系の会社に勤務していたので、40歳以降、定年後も毎年夏の終わりに、住友病院の人間ドックで検診を受けていた。その当時の眼科部長は五味文先生である。

 

・診断されるまでの受診の状況

 翌週水曜日、発症から1週間の9月3日、造影剤を入れた眼底検査や光干渉断層計の写真が撮られた。その結果、病名が加齢黄斑変性であると告げられ、その日のうちに注射治療を受けた。今まで白内障や緑内障の病名は知っていたが、初めて知る病名であった。

 その日から10日ほどたったころ、神戸理化学研究所がiPS細胞の臨床研究を始めたとのニュースに接し、興味が抱いた。それに先立つ2010年、妻が骨髄異形成症候群という血液の難病にかかり、病床でiPS細胞から血小板を作る研究が東大医科学研究所で進められていることを知り、医学研究目的で寄付をしてきたからである。その後、京大iPS細胞研究所にも、かすかな希望を抱いて寄付をした。山中先生との記念写真も撮影した。山中先生がノーベル賞を受賞される前のことである。

 それから10年以上の日々が経過した。臨床研究は進んでいるが、実用化される日は遠い先のことのようである。

 

・治療・症状の経過と患者会発足

 発症した2014年には、定石通り3回注射治療を受けたし。3回の注射のあと、歪みはなくなり、車の運転を再開した。翌年の注射は1回であった。このころ、治療薬はアイリーアであることを知った。

 治療を受けた住友病院の掲示版には患者会の集いのポスターが貼られていた、2~3回参加するうちに、世話役の女性Kさんから、関西にも患者会を作るので代表世話人を引きうけないかと打診、要請された。躊躇することなく承諾した。妻の病気を通じて、患者会というものの存在意義を理解していたからである。医師から聞くことのできない患者ならではの情報の共有の必要性を感じていたからである。2015年10月、関西を中心に20数名で発足した。最初の会合は住友病院の講堂で開催した。

 2016年には注射は一度も受けなかった。ところが、2017年になると注射回数が5回に増えた。治療費も高い。2018年5月ころ、病院で検査を受けたとき、医師にどのようなサプリメントがよいかと尋ねた。それまでは、人工的なものは極力体内に入れず、自然の食品を摂取るという考えでいた。医師が進めたのは、ボシュロム社のオキュバイト50+である。服用始めてから、注射の回数は年1回程度に収まっている。左目を閉じ、右目鑿で見ると中央部がかすんで見える。最近は白内障が進行中である。

 今年6月黄斑下出血を発症し、1週間の入院治療を受けた。眼内にガスを注射する治療である。ガスは軽い。出血している目の奥にガスを行きわたらせるためには、うつぶせになる必要がある。退院後も1週間はこの姿勢を取り続けた。昼夜を問わずのうつぶせの生活は難行苦行であった。一か月もすると、ガスは消え、目から霞が消えた。

 

・診断時に知りたかったこと

 多くの説明書には、加齢黄斑変性という言葉の前に枕詞のように「失明の怖れ」をつける。

マスメディアが不安を増幅させる役割を果たしている。例えば、iPS細胞の臨床研究を伝える記事にも必ず。この言葉が修飾語になる。実際に失明するのか。失明とはどのような状態をいうのか。真っ暗闇の世界か。

 失明するのであれば、見えるうちに美しいものを見ておこう。開き直りである。「春には桜、秋には紅葉」のキャッチフレーズで旅行の回数を増やしたことがある。日本全国だけでなく、世界各地を旅行した。

 旅をすると不思議な出会いがある。2018年春、ポルトガルに旅行した時のことである。3日目、コインブラ大学を見学した後、ホテルにチェックインしようとした時、後ろから名前を呼ぶ女性がいた。三つのヒントになるキーワードを言われたが、すぐには思い出せなかった。毎年年賀状の交換をしている間柄であるにもかかわらずであった。翌朝、その6年前に若狭へのバス旅行で隣の席に座った女性医師、Kさんであることをようやく思い出した。

 妻が亡くなって間もないころで、寂しさを紛らわすため、一日バス旅行に参加していた時のことである。京都駅から出発間際に乗り込んできて、隣同士で座り、昔なじみのように話が弾んだ。

 最近廃業された。医師会の会計監査の役をされていたことを知り、現在患者会の幹事をお願いしている。

 

・工夫していること

 幸い、左目は問題ない。左目が発症しないよう、予防のためサプリメントの服用を続けている。一昨年、NHK「チョイス」から取材を受けた際、サプリメントのサンプルを示して、予防効果があると説明した。現在も左目に異常はない。車の運転もできる状態である。早期発見早期治療のおかげであると思う。

 

・これから治療を受ける方に伝えたいこと

 早期発見早期治療がいかに重要であるかである。目に限らず、体に異変を感じたら、放置せずに専門の医師の診察を受けることである。滲出型の治療法は現在のところ、抗VEGF薬の注射以外にはない。目に注射と聞くと不安を覚えるが、その必要はない。麻酔もするので痛みはなく、一瞬のうちに終わる。

 注射に不安を覚える全国の患者に安心感を与えるため、住友病院の医師に依頼し、手術の手順を撮影した。写真をホームページに掲載したところ、このページだけで今日現在まで実に 170,246 回の閲覧 があった。(目への注射に対する恐れと関心がどれほどのもので、参考になり進んで注射を受けるようになったという話を聞いている。)

 このホームページを維持し、管理してくれているのは、大阪市内でメガネ店を営む星野さんである。時には、店の営業より、会の活動を優先されることがある。もちろん無償である。頭が下がるばかりである。

 最近は、ノバルティス社のベオビュ、中外製薬のバビースモはじめ新しい治療薬や萎縮型の再生医療の研究が進んでいる。あきらめないで希望を持ってほしい。とはいえ、iPS細胞の臨床研究は始まって十数年経つが、実用化されるとのニュースは流れてこない。十数年かかると思われる。過大な期待は抱かないで、緑黄色野菜やサプリメントで予防に努めることが大切である。そして、多くの眼科医が言っているように、喫煙は即刻止めることである。

 

・充実感を覚える日々

 これらの医療情報や会員の体験を会報誌「友の会ニュース」に掲載することに仕事の充実感を覚えている。この会報誌や交流会を通じて言っていることがある。病気は自分で治すもの、医師は手助けしてくれるだけである。そのためには、医師との信頼関係を築いて、自分自身が努力することが大切である。このことは、自ら入院中、体験したうつ伏せ治療で実感している。

 この7年で多くの会員に出会った。年二回の定例会の講演だけではなく、音楽会、食事会、歩こう会、見学会、茶話会、最近は温泉の会を始めた。これら多岐にわたる活動を通じて36年半に及ぶ会社生活で知り合った人とは、異なる人生を歩んできた多くの人との出会いがあった。新たに学ぶことも多い。歩こう会に参加した女性会員が語った言葉が今でも耳に残っている。「歩けば目を使う、目を使えば脳を使う。これが健康の秘訣です」

 発足から7年間が過ぎた。会員は20数名から100名近くになった。当初は関西中心の会であったが、ホームページの充実とともに、北は北海道から南は沖縄まで広がった。そこで、当初の任意団体を発展させNPO法人とし、名称から関西を外しNPO法人黄斑変性友の会に改称した。

 また、全国規模での会員相互の親睦を図るため、交流会も対面だけではなくオンラインを取り入れた。会社勤めをしたためか、数字のことを気にする癖が抜けきらない。これからは、会員数の増加を追い求めるのではなく、内容の充実に力を入れていこうと考えている。そして、患者会は会員一人一人ができる範囲で、会の活動に加わることを願っている。コンビニの店主と客の関係ではなく、誰もが店主の気持ちになって参画するような会に変えていきたいと思う。

(2022年9月26日)

 

 

会員推移と構成

会員推移と構成

2020年01月30日現在

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推移と構成

入会者数と在籍数

入会者数と在籍数

都府県別

都道府県別 会員数

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年齢・性別

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病名別

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